頭の良し悪しの絶対値ってあると思う、いわゆる I.Q.ではなしに。オレの思うところの頭の良し悪しってのは、データの収集量とそのデータの活用技術（データの組み合わせ方とその解釈、取捨選択のセンス）、客観的スタンスの維持力というみっつの要素でおよそ決まってくるのだけれど、まあその要素の公平な測定・計量は難しいわなあ。でも、その要素から立ち現れるそのひとの判断ってのが重要なわけだから、別に要素自体は量る必要もないといえばない。いずれにせよ、そういった要素の総和から生じる頭の良し悪しはあって、それは相対的にも測り得るけれど、絶対値もあるってこと。よーするに井の中の蛙は井の中の蛙に過ぎないのさ。
