かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

#381

“泣く子と地頭には勝てない”とはいうが、地頭はともかくとして、“泣く子”相手に勝敗の発想をもちこむところがそもそもおかしいと思うんだよね。

#380

当人にとって当たり前のことは話題にする価値なしと判断され会話の端にものぼらなくなる。普通の男は特別の事件でもない限り「オレは男だ!」と言わないでしょ。そういう目で求人広告を見てみると、いろいろおもしろいことに気づくよ。多くは自社の特徴を表…

#379

ひとの淹れてくれたコーヒーに「不味い」とか文句言う暇があったら、とりあえず自分でコーヒー淹れるスキル身につけて、自分でコーヒー淹れる時間を作れ。そうすりゃ誰も負の感情を覚えずに済むんだ。

#378

時おり“自分は間違った方向へ突き進んでいるのではないか?”と悩むことがある。でも一瞬あとには「いやものごとの正誤なんか結果が出てから決まることだし、あとから『ありゃー間違いだったなあ』と思ってもその時にはもう手遅れだ」と気づいて、悩んだこと…

#7

買って30年以上になるエレキギターの配線を一新して、以前とはまったく違う、そしてそのギターにおいておそらく最高の音を得た。ある意味、もはやささやかとはいえない達成感かもしれない。

#377

世の中に、楽しいことはいっぱいある。楽しくないというひとの多くは、そのひとに適した楽しいことに出会っていないだけだ。そしてそれは、そのひとの不幸ではない場合が多い。なんとなれば、楽しいことは与えられるものではなく、見出すものだからだ。楽し…

#376

『デビルマン』の後半の展開はとにかくすごくて、連載で読んでた当時は毎週トラウマレベルのパラダイムクライシスがあったわけだが、実は自分「地獄へおちろ人間ども!」よりもタレちゃんの首よりも美樹ちゃんの解体よりも、サタンの放った一語「不動明、き…

#375

悪魔と「魂と引き換えに成功を約束しよう」なんて契約を結んじゃって、「ではいずれ魂を頂きに参上する」とか言われちゃって、んで成功はしたんだけどいつお迎えがくるかハラハラし続けてる……って、よくある設定だけどさ。それって、望んだ成功が中途半端だ…

#374

不幸を不幸と認識できるうちはまだそれほど不幸じゃないんだな。不幸が相対的に認識される状態である以上、幸福って状態を想定できるからこそ不幸も認識できるんだもの。幸福を想定できないと不幸も認識できないし、それこそが不幸だってことだ。

『煮詰める』

少なくとももう二〜三十年は前から、物事が行き詰まることについて「煮詰まる」って言い方をすることが、一般化してるよね。 本来、抽象的な事柄に「煮詰まる」っていう言い方をする場合、いろいろ散漫だったことが整理され収斂して、かなり定まった方向性や…

こんなんやってみた。

『貴方は Wizardry 上級者です。 む、かなりキてますね。 その調子で突き進んでください。』 ほめられました♪http://www.geocities.co.jp/Playtown/1322/gil/wizcheck.htm#top

『魔』シリーズあれこれ【3】(結)

▲『魔少女・由衣』イラスト用キャラクター設定シート。おっさんども。 森沢は横道設定(単車好き)のライダー姿。スーツ姿の決定稿があったはずだが行方不明。 一方、中屋敷のおやっさんは決定稿ではもっとむさ苦しかった。これも消滅。(承前) それは、エ…

『魔』シリーズあれこれ【2】

▲『魔少女・由衣』イラスト用キャラクター設定シート。男の子たち。 直樹の由衣ラヴどりーむ絵図が泣かせる。一方、高崎のヤッツケ仕事っぽさは笑える。(承前) 読んでくださった方はお気づきの通り、書いてみたけど終わっていない。 でも、ここにあげた分…

『魔』シリーズあれこれ【1】

▲『魔少女・由衣』掲載誌 『Neo Vision』(1996年/辰巳出版株式会社)とその目次、引き出し裏の草薙ゆず描きおろしポスター、『魔少女・由衣』の本文部分 ……と、さて、そんなわけで皆さんには、一か月半以上に渡って『魔』シリーズに無理やりおつきあいいた…

魔女・美弥 闇狩り【#2 魔法師淫祭祀】-05

===================================================== 【注意!】 この先の内容には 性的・暴力的に過剰なものが含まれています。 そういったものに興味や関心のない方、 また未成年の方は閲覧をやめて、 すぐに別のページへ移動してください。 閲覧され…

魔女・美弥 闇狩り【#2 魔法師淫祭祀】-04

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魔女・美弥 闇狩り【#2 魔法師淫祭祀】-03

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魔女・美弥 闇狩り【#2 魔法師淫祭祀】-02

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魔女・美弥 闇狩り【#2 魔法師淫祭祀】-01

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魔女・美弥 闇狩り【#1 女教師肛姦罠】-06

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魔女・美弥 闇狩り【#1 女教師肛姦罠】-05

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魔女・美弥 闇狩り【#1 女教師肛姦罠】-04

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魔女・美弥 闇狩り【#1 女教師肛姦罠】-03

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魔女・美弥 闇狩り【#1 女教師肛姦罠】-02

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魔女・美弥 闇狩り【#1 女教師肛姦罠】-01

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魔少女・由衣 闇狩り【#6】闇狩り−09

(承前) 嫌なにおいがするかと思ったが、逆だった。むしろ甘く、そそる香りをしていた。由衣のからだがそれを求めていることが明白な、好ましい香りだった。 口に、入れた。その瞬間にそれは綿菓子のようにふわりと溶け、するりと喉の奥に流れ込んでいった…

魔少女・由衣 闇狩り【#6】闇狩り−08

(承前) 真っ暗な闇が、由衣を包む。 体の実感が失われ、宙に投げ出されたような不安さが全身を覆う。 (な……なに? どうしちゃったの!?) 叫んだつもりだったが、声が出ない。喉が喉としてはたらいていない。由衣は慌て、手足をばたつかせた。だが、どこに…

魔少女・由衣 闇狩り【#6】闇狩り−07

(承前)「わたしは……負けな……い……んだ」 ガラガラガラ、と壁が崩れた。男の肉体の、壁を押し退けようとする圧力が、壁の硬さに勝ったのだ。 男の、さっきよりひとまわり以上大きくなった体が、床に転げ落ちた。男はそして、四つん這いの姿勢になり、荒い呼…

魔少女・由衣 闇狩り【#6】闇狩り−06

(承前)「え?」 男は、由衣の言葉が信じられなかったようだ。わざとらしく片手を耳に添え、遠くの音を聞き取ろうとするようなポーズを取って、再び言った。 「ねえ、わたしのカノジョになりなさい、って言ったんですよ。このわたしの」 「だから、お断りし…

魔少女・由衣 闇狩り【#6】闇狩り−05

(承前) 着ているシャツのデザインが古臭い。ネクタイを一応、している。そこいらにいくらでもいる、くたびれたサラリーマンという風情。 だが、そのシャツは返り血にまみれ、べったりと肌に張りついていた。そして、同様に返り血でまだらに染まった顔には…