今、実写映画にしてほしいマンガっていったら、やっぱ『スケバン刑事』なんだよね。海槌三姉妹に戸田恵梨香・仲里依紗・宮崎あおいとかキャスティングしてさ。神には松田翔太とか。黒メガネは中原丈雄、三平は窪田正孝。ムウ＝ミサは金城武で……って、第一部…

ひとりごとってのは、ひとりで言うからひとりごとなんじゃないぞ。聞き手がひとり（＝自分）だけ、って意味だからな。自分以外の誰かの耳に入ったら、それはもうひとりごとじゃないから。そこんとこ、くれぐれも間違えないように。

一方、小人閑居して不善を為し大人閑居して学問を為す（だっけ？）ってことばもあるんだが、じゃあ大人が閑居して為す学問ってどんなんだというと、これが竹林の七賢も如何にってぐらい浮世離れした学問のための学問だったりするわけで、実用に適さないこと…

バカの考え休むに似たりというが、世の中には行動力に秀でたバカも多く、休むに似た考えに基づいて行動を興しちゃうバカも少なくないわけで、そうなるとこれがけっこう困ったことになったりする。そういう行動を見るたびに「ああ似てるだけじゃなくホントに…

実は密かに一部のビジネス書の編集者さんを尊敬しているのね。だってさ、ペラ一枚に収まる内容を一冊分に引き延ばして、なおかつそれなりに読める体裁に仕立てちゃうんだぜ。しかもそれを、年に何度もやってるわけよ。この力量はものすごいと思う。いや皮肉…

久々に映画版『デスノート』を観直したんだが、あのラストはやっぱ反則つうか、もっと具体的にいえばあれはLじゃないと思うんだよな。そもそもデスノは正義と悪の対決物語じゃなくて、強いていうならカオスとコスモスの対決なんだけど、Lってのはカオスの代…

問題を単純化し解決すべき点を明らかにするための手段としての極論と、結論として提示される極論とは違うんだよねえ。わかりやすくいえば、「こうしたらこうなるぞ」というのと、「これだ」の違い。その辺の区別がつけられないようじゃ、バカって言われても…

たとえば議会制民主主義における選挙ってのは、その結果の如何にかかわらず、参加したという事実自体が重要なものであるわけだよ。それは自身の意思を政治に反映させる手段であると同時に、その選挙の結果を承認するという意思表明でもある。よく「あの候補…

ゴディバのオランジェって美味いよな。誰が思いついたんだか知らないが、オレンジとチョコレートの香気はもんのすげー相性がいい。で、ふと思いついた。オレンジマーマレードにココアまぶしたらうまいんじゃないか？ 試した。イケますマジで。そりゃゴディバ…

現在、一人前の体格になって以来、二番目に体重が軽い。具体的には、身長172cmに対して60kg。ほんの一年前までは、68kgぐらいあったんだけどね。一番軽かった時は58kgで、それは22歳の頃、大失恋した直後の数字だ。今回は別に失恋したわけじゃない。単に忙し…

理解されないことは寂しいことだが、誤解されることよりは遥かにマシだし、曲解されることに比べればむしろ幸福なことといえる。

こどもの頃から、空を飛びたいと思ったことはあまりない。海を自在に泳げたらとも思わなかったし、地中についてもまた然り。けれど、時間を越えたいとは思っていた。それも過去へ。だって見てみたいじゃあないか、恐竜とか巨大哺乳類とか。長ずるに及び、そ…

別にキミの脳内オレを否定するわけじゃあないんだ。ただ、それをこのオレ自身、リアルオレとごっちゃにするのは勘弁してほしい。リアルオレが考えても感じてもいないようなことを、オレの考えでオレの感覚なんだと断定されるのは迷惑なんだ。ことに、リアル…

そう、オレの妻はクサンチッペだね。だがそれは大した問題でもないのさ。問題があるのは、オレの方だ。つまりオレは、ソクラテスじゃないんだよ。これは大問題なんだ。

今週のお題「ねむい」 「キミのブログは面倒くさいね」といわれたことはあるが、未だ「キミのブログはねむいね」といわれたことはない。読者に恵まれていると考えるべきだろうな。ああ、ありがたいことだ。

「ああ、宝くじで一億円が当たったら離婚するのになあ」と言っていた旧い知人。それを聞いた当時には『なんでそんな無駄遣いするんだろう』と思っていたんだが、最近「いやそれは無駄ではない、ある意味では最も有効な投資だ」と思うようになった。教訓。自…

「自分の言うことは全部ウソです」という発言の論理的な矛盾（その発言が真実であれば、発言者は真実を述べた以上ウソツキではなく、虚偽であれば発言者はやはりウソツキではない）はとにかくとして、現実にそういう発言をする者がいたら、その者の発言には…

オレは、風体は不審だし全体の印象もそう好ましいものでもない。でもこれでけっこう、こどもたちには懐かれる方なんだ。時たま、「どうすればこどもたちに懐かれるんだい？」と尋ねられることがある。答えは簡単で、出し惜しみしたこともない。つまり、「わ…

こどもの頃からケチャップがあんまり好きじゃなかったんだが、その一因はやっぱ“けちゃっぷ”っていう名前にある。“け”で“ちゃっ”で“ぷ”なもん、馬鹿馬鹿しくて好きになれないよ。しかもそれは同時に、“けちゃっ”でもあったりするわけでしょ。もう誰かなんと…

あっまたうっかりくん。 まあそれはそれとして（最近ずいぶんおおらかになったよオレｗ）、よーするに人間のやってきたことって、あっちとかそっちにあったものを別の場所へ移して、集めたりバラしたり組み合わせたりってことばっかりなんだよな。もっとも、…

“だろう運転”はダメで、“かもしれない運転”はイイらしい。きっと他に“だったらいいな運転”とか“あり得る運転”とか“じゃないかな運転”とかもあるんだろうな。どれがダメでどれがイイかはよくわかんないけど。

ヨガの思想の中に、「欲望がどうしても断ち切れないなら、とことん欲望をかなえてみるのもひとつの手だ」というものがあるらしい。極めてしまえば執着も消える、ということなのだそうだ。これを知った時、やっぱインド人ってすげぇと思った。

セルフコントロールのコツは、自己の冷静な認識とか鍛練ばかりにあるわけじゃない。いっそ自分を一段上に置いちゃって、世界を憐れみの目で観る余裕をもつことも、かなり有効な一手だ。

今まで知った中で一番納得がゆき、また高い率で正しい結果が得られた“簡単な心理テスト”。それは女性が処女か否かをはかるテストで、こんなものだった。「もし片思いの相手の男性にどうしても見せなければいけないなら、１）自分の肛門 ２）自分の大便 どち…

結局のとこ、自分の想像の及ばない次元の存在を認識するだけじゃ足りないわけで、その次元に対して畏敬の念を抱ける程度に自身の力量に対して謙虚でないと、認識してない人と大差ない、てゆうか同じレベルなんだよね。

発見はひとつの才能であって、ゆえに才に恵まれない者には無縁な収穫である……かと思いきや、発見した者の視座を借りることによって近似の感覚は経験可能なのだった。その発見が人類の進歩になんの役割も果たさないものだったとしても、とりあえず発見の感動…

こどもにヒーローキャラクターを創造させると、臆面もなく最強無敵の設定を押し出してきて、ああそれが人間の根本的な欲求なのかと改めて納得する。ウルトラマンのカラータイマーとか仮面ライダーの密室とかスーパーマンのクリプトナイトとか、そういうもの…

世の中が公平であるべきだと思う人のほとんどが、自分はその世の中でワリをくっていると感じている。そしてそのほとんどが、他者から羨まれている。誰に羨まれてもいないひとは、世の中はそもそも公平にはできるもんじゃないと思っていて、その分布は世の中…

“仕事”の定義はひとによりさまざまではあるが、それによって金を稼げないことは根本的に仕事とは呼べないと思う。いや報酬は金に限らない、仕事に対する報酬は有形無形さまざまなのだなどととのたまう輩は、仕事というもの（とそれに従事するひと）を軽視し…

人間関係の面倒事と日本の地震ってのには似たような部分があって、避けようとしていろいろ工夫したり穏便に済ませようと下準備を整えたりしても、ある日どっかんと炸裂してしまうともうどうしようもない。ただ決定的に違うのは、人間関係の面倒事の方はある…