かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

#2046

人間が働く最大の目的は欲望そのものの生産にあるのかもしれない。欲望があるから生産するのではなく、欲望を生産するために働くのだ。その停滞はおそらく生きること自体への無関心へ繋がる。

【挑戦してみた】コンビーフチーズ焼き

セガが期間・数量限定商品として、コンビーフとチーズが入った鯛焼きを販売しているそうだ。⇒https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1903/28/news101.html ツイッターで原企画の段階から眺めていて「このスピード感パねぇ」と思っていたんだが、試行錯誤の…

#2045

人間と現在のAIの根本的な差は、AIには自ら目的を定める能力がないということだ。もちろん情報の組み合わせで目的をつくりだすことはできるが、それを選別・選定する規準を現在のAIはもたない。AIを恐れる人が少なからずあるようだが、そういう人々は自身で…

#20

一日かけてこんなものつくってた。 これがあれば、こんなことができる。 こんなことだって、できる。 こんなことすら、できる。 ……でも、できたからなんだっていうんだ? それは……まあこれから考えるとしよう。(考えなくともよい)

#2044

ウェブツールの拡散により情報の伝播は恐ろしく広範囲に渡り速度もあがったにもかかわらず個々の認識する世界がむしろ狭くなったように見受けられるのは情報過多に対する防衛体制をそれぞれが無意識のうちに発動させた結果……なのかと思ったら、ただ単に広範…

#2043

面倒を避けるためにさまざまな画策をし実行するというとてつもない面倒。

ヒビキ隊長かっけぇ(本編!)

やっと書く気になったらしいよ。 (前編⇒ヒビキ隊長かっけぇ[という話のはずが]/2018.10.09/https://st79.hatenablog.com/entry/20181009/1539082610) SuperGUTSのヒビキ・ゴウスケ隊長はカッコイイ。 なにがかっこいいといって、まず、あれだけ現場を…

#2042

嘘を多用する者の最大の不幸は、自分自身がこれだけ嘘をついているのだから他者も同様と考えて、他者を信じる道を自ら塞いでしまうことだ。

#2041

人間の能力には限界があると思った時がもう限界。そんなことを思わなければ当人自身はどこまでもゆける、外部からの評価はとにかくとして。

#2040

将来への不安で眠れない夜があるって? そいつは幸福なことだな。将来があり得るからこそそういう不安を抱けるんだものね。

GUTSは濃い(ティガ大好き話シリーズ)

『ウルトラマンティガ』で、ダイゴ以外に好きなキャラクターを挙げろといわれたら? ……いやはや。自分で勝手に問題を提起しておきながら、困り果てる話だなこれは。 レギュラー・準レギュラー陣はだいたい好きだ。 イルマ隊長、ムナカタリーダーを初め、シン…

孤立とそれに基づく連携/連帯その他(おぼえがき)

いささか思うところが生じて、外部からここの記事への誘導をしようと思ったら、あれれ? ちゃんと書いた記事が見つかりませんよ? おっかしぃなあ。俺とつきあいの長いひとならまず間違いなく「あーまた(まだ)やってんのw」と思ってくださるような話題な…

#2039

自分に都合のよい低確率の現象を奇跡と呼びそれを神のみわざとするなら、俺は多分、神に好かれている――と思えるような日々を送れる程度に俺は多分、神に好かれている。

#2038

そのことばが存在するということは、その意味する対象は「特にことばにする必要があるものごと」と認識されているはずだ。だからたとえば適材適所ということばがあるということは、それを敢えていわなければならない状況が背景にあることを意味していて、つ…

#2037

「からだに悪いことはやめた方がいいぞ」なんて言われてもなあ。ぶっちゃけ生きてることが一番からだに悪いだろ。人間なら。

#2036

不器用を言い訳にできる者はそこに着眼し申告できるのだからずいぶん器用なほうだ。

#2035

ものごとは大概二者択一で決定される。みっつ以上の選択肢がある場合は、それらをふたつずつ組み合わせた二者択一の積み重ねで選んでいる。難しいのは、目前にある課題をどういうかたちの二者択一に変換するかだ。その手際や見極めに秀でたひとを世間では賢…

#2034

よい創作者とは奇想や逸品の類を生み出す者ではなく、対峙した者に何らかの move を促す作品を提示する者のことである。

#2033

賢いということはその場面に適した知恵の巡らせ方を知っているということで、必ずしも知識の多寡と関係するものではない。だから当然世間には物識りな愚者というものが存在し、その数は思いがけないほど多い。もっとも知恵を巡らせるには相応の知識も必要に…

今となっては王国のその後を知る者もない

「魔王! ついに辿りついたぞ、今こそ成敗してくれるッ!!」 「あ、よく来たね。けっこう大変だったでしょ、この館」 「ふん! 貴様の衛兵どもなど、敵でもなかったわ」 「だよねえ。だってねえ、別に特別な鍛練を積んだ兵士でもないし」 「兵士だと!? 笑わせ…

#2032

その人が何歳であれ、自分自身以外のことについて「これだ!」と断言できる人の人生の程度なんぞ高が知れている。その程度の人生に感銘するのなら、感銘するの人の高も知れるというものだ。

知らない贅沢

きっかけはホットサンドだ。 先日、思い立って自転車こいで合羽橋の道具屋街まで出かけ、ホットサンドメーカーを買ってきた。 今までもずっと「ホットサンドメーカーほしいなあ」と思ってはいたんだが、なにかもうひとつその気になれず、ずるずる何年も経て…

#2031

「それ絶対にだいじょうぶ!」とか「それ絶対にアウト!」という具合に「絶対」を連発する人間とは絶対に折り合えない。

#2030

楽しいことだけを考えていればよい。わざわざ面倒なことを考える必要はない。面倒な事態に出くわしたら、それも楽しみのうちに勘定すればよい。やってみれば意外にできるものだし、苦しみながら解決策を考えるより、楽しみながら対応を検討した方がたいがい…

#2029

新しいものを創り出すことだけが才能じゃない、すでにあるものを維持する作業を営々とこなすことも才能なんだよ。どちらにも手厚い評価を確保するのが公平というものだ。

#2028

泣いている時にほしいのは慰めや励ましのことばじゃないんだよ。ただ確かにそばにいるということ、その間違いのない証なんだよ。なにもしなくてもいい、そばにいてほしいだけなんだよ。

#2027

楽しい時間が早く過ぎ去る気がするのは若いうちだけだ。老いてくると楽しくない時間まであっという間に過ぎてしまう。

#2026

伝えたいこと遺したいものの何割を達成できたら、ひとの生は奏功したといえるのだろう。

#2025

迷う暇があったら眠っとけ。目覚めりゃ答えはきっと出てる。

#2024

記憶が未来よりも媚薬として有効になるのが、つまり老いるということだ。