かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

#19

可愛いものはせつない。

#18

頭の良し悪しの絶対値ってあると思う、いわゆる I.Q.ではなしに。オレの思うところの頭の良し悪しってのは、データの収集量とそのデータの活用技術(データの組み合わせ方とその解釈、取捨選択のセンス)、客観的スタンスの維持力というみっつの要素でおよそ…

#17

反射的に責任を他者に転嫁できる人っているんだね。かなりパニックっぽい状況でも、スムーズに言い訳が飛び出すっていう。その言い訳が筋の通ったものであれ滅茶苦茶なものであれ、とにかく反射的にできるってとこがすごい。オレには真似できないよ、尊敬に…

#16

金は天下の回りもの(回り持ち)というけれど、ということはオレって天下の外にいるってことになるのか? だとしたらいる場所はどこよ。水面下? いやそれ溺れるだろずっといたら。地下? ああそうか、それは確かにそうだな。納得。(でも水面下も地下も天下…

#15

Win-Win の取引って、同時に Lose-Lose の取引でもあるんだよね。どちらも利を得るには、どちらも譲歩しなきゃならないんだし、譲歩の分はどうしたって lost で cost なんだから。でも、そのことに気づかないで Win-Win を目指すバカって意外に多いんだ。困…

#14

頭の悪いやつほど勝ちたがる。個人でも集団でも同じ。もちろん国でも。

#13

巨人・大藪以降、ハードボイルドはずいぶんハードウェアに依存しているように思えてならない。もちろんその手法を否定する気はないんだが、ハードウェアに依存しないハードボイルドって、キャラクターやイベントを相応以上に整えなきゃ成立しないから、むし…

#12

昔の“いじめっこ”は、限度を弁えていた気がする。これ以上はヤバいという線に届かないスレスレのところで“いじめ”を嗜んでいた。パワーの扱い方を、それなりに心得ていたわけだ。まあ狡猾といえば狡猾なわけで、それがいいという話ではもちろんないんだけれ…

#11

昨日の続き。 セブンで売られている安価な竹輪、ねこは食べないんだよね。店の前でものほしげな顔をしているねこがいたから、予定にはない買い物だったけれど安価な竹輪を買って、隣の公園にねこを誘いだして千切ってあげたのさ。そしたら、においを嗅いで背…

#10

セブン−イレブンの駐車場には、けっこう高い確率で野良猫がいる。ねこ好きのオレは、そーいうセブンを勝手に「ねこセブン」って呼んで、わりと贔屓にしてる。で、まめに観察してると、ねこたちは昼間はあまり店に寄りつかず、夜になると集まってきてるのね。…

#9

最近の発見。ウェブ環境が相応に整っていて、自分の蔵書へのフリーアクセスが赦され、屋根と壁と電気ガス水道のライフラインに食事が保証されていれば、お小遣いが月額1万円でもオレけっこう余裕で生きていられる。もっとも、愛は別腹だけどな。

#8

橋と車って、人間の発明品の中じゃ間違いなく五指のうちに入るすごい物だと思うんだけど、このふたつの相性って悪いよね。車も渡れる橋を作るにはかなりの手間がかかるし、橋を渡る車にはかなりの負担がかかる。なんか微妙に残念な感じ。

#7

はてなブログって、時々勝手にログアウトしちゃうのな。あれってなんでなの? 仕様? ブラウザの事情? それともそんな現象って、もしかしてオレだけ?

#6

リクルートの不動産情報サイト『スーモ』のイメージキャラクターに最近、スモミという新顔が登場している。ピンク色の毛玉娘だ。スモミが登場するTVCMを初めて見た時、「ふーん、スモミかぁ。これ何十年か前だったら、スモコだったんだろうな多分。でも〇〇…

#5

自分への愛情のうち、それを遂行すればするほど自分自身に課す義務の難度があがる種類のものを、誇りって呼ぶんだよな。多分そう。きっとそう。

#4

最近、逆ギレできることも才能のひとつなんじゃないかと思うようになったよ。まあオレはその才に恵まれてはいないんだけどさ。

#3

「燃やせばちゃんと燃えるんだから」と言ってプラスチックゴミを燃えゴミの箱にためらいもなく投げ込む人間をオレは信用しない。しないったらしない。金輪際だ。

#2

昨日、一昨日と(多分)熱中症で倒れてた。症状が母親の脳腫瘍と激似。そーいえば母も最初、熱中症と誤診されてたっけな。まー症状が改善されたから、熱中症なんだろうけどな。けっこうビクビクもんでした。

#1

空知方面、雨でなんかすごいことになってるらしいじゃない? 大丈夫なのかな。なんだか心配。どうか大事になっていませんように(祈)。

#366

今、私が求めているものは、金銭ではない。物品でもない。名誉でもなければ健康でもなく、ましてや愛や永遠の命でもない。ここに記すべき格言、今日の格言、それだけだ……という具合に、自分はこれまでずっと刹那的な欲求と感情に支配されて生きてまいりまし…

#365

最近しみじみ思うんだが、「愚かさ」ってアレ、実は選ばれた者にしか与えられない特別な才能だったんだねえ。(−1)

#364

無駄を生み出し無駄を愛でるのが文化というものであって、無駄だからと対象を排除するような態度は凡そ文化的とはいえない。だからといって無駄が大手を振って闊歩していいというものではなく、幾ばくかの後ろめたさが無駄には必要だ。ゆえに文化とは、常に…

#363

物事には旬というものがある。たとえば自己の存在意義について悩むのは、やはり十代半ばから後半にかけてぐらいが本人にとっては一番収まりがよいし、傍から見ていても美しいものだ。その時期を外すと本人は本気で苦しまなくてはならず、傍観者も息苦しくな…

#362

科学はひとを幸福にするためにあるわけではない。だが幸福はひとに科学する心をもたらす。ただしそれは、幸福であるから科学するのではなく、幸福になるために科学するという回路に因る。だが科学はひとを幸福にするためにあるわけではないのだ。そしてひと…

#361

自己のルールに強くこだわる者は、よほどの実力者かまったく使えない者のどちらかに分類できる。前者は積み重ねた経験から最も効率的な方法としてのローカルルールを生み出してそれに従い、後者は柔軟な姿勢で事態に対処できないことをルールにすり替えて正…

#360

楽しいことはいくらでもある。もし「いや違う、逆だ」と思うひとがあるなら、そのひとは多分、楽しさは発見するものであって物事をさまざまな角度から眺めるうちに現れるものだと知らず、単に楽しさとしてその辺に落っこちているものだとでも思っているのだ…

#359

何にでも理由をつけなければ気が済まないのは、人間の悪い癖だ。もちろんその癖があるからこそ成し得たことも数多ある。だが本当に追い詰められた時には、その癖を疑った方がいい。すなわち、あらゆることは理由がなくとも現出し存在し得るという現実を認め…

#358

常に視線はある。なにかをすれば、必ずそれを見ている者がある。その者を味方につけ得るか否かは、なにをいつ、どのようにしたかに因る。繰り返しいう、常に視線はある。すべては測られている。(−8)

#357

人間とそれ以外を分ける方法はいろいろある。さまざまな事象に美という概念と基準を適用する能力の有無もまたそのひとつである。もちろんその概念と基準が万人に通ずるものである必要はなく、重要なのはあくまでも適用する能力の有無である。(−9)

#356

君がそれを知らずにいたことを、怠慢だとか能力不足だと責める気はさらさらない。私自身にしても、未だ知らずにいる事象に対してはなおそういう状態にあるのだから、君を責める資格などそもそもないのだし、なにしろ君は今それを知ったのだから、むしろそれ…