2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧
煙草をやめることに成功して喜んでいる人は、煙草を吸うことの愉しみがわからなかった人だと思うよ。俺の周囲で煙草をやめたひとたちは、みんな残念がっている。残念がりながら、でも煙草は吸わない。こういうひとたちは愉しんでいたんだよ、煙草を吸うこと…
=================================================== ※過去の記事※ 2014-09-19 報道に真実を求めるうちはまだ青い(1) - かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』 2014-09-26 報道に真実を求めるうちはまだ青い(2) - かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』 できればご参照くだ…
どうも一日中ケツが落ち着かねえと思ったらぱんつ後ろ前に穿いてた。
バカは確かに世の害毒なんだが、バカがいてくれないと世が回らないのも事実。つまり必要バカってのがあって、その必要量は意外に大きかったりする。
ダブルスタンダードを平然と執行する輩よりは変節漢の方がずっといい。
確かに個々の認識において各々は唯一無二の中心であり、世界はまさにひとつずつの個によりその個のためにこそ存在するものなのである。だが他者にその世界の共有を強いることは無理であって、もし共有を強いればその世界は崩壊する。なぜなら共有を強いる時…
正義は常に贄を必要としている。罰することが正義の存在意義だからだ。ゆえに正義がある限り正義の全うされた世は訪れない。また正義は満たされた者からもたらされることはない。常に満たされない者によりもたらされる。正義が取り沙汰される時代は満たされ…
去る者が日々に疎いうちは健やかなんだよ。去って長い者が親しく思われ新たに現れたり去ったりする者が疎くなってきたら、かなりやばい。
幸いなるかな心貧しき者。その狭き世界に自身を穿ついかなる槍とてなし。不幸なるかな心豊かな者。広き世界より数多の感動を得れどゆえにこそ風の音に己が非力を聴き星の瞬きに己が儚さを観る。
恋愛ってのは頭でやるもんでも心でやるもんでもない。からだに振り回される心を頭がどうにか制御しようとして起こるどたばた劇だ。
え? ああ、はい。そうです俺です、愛と期待と好奇心その他諸々を全部ごっちゃにしてたのは。今ですか? うん多分それぞれ全部を切り離しひとつずつにすることができました。ただ切り離せたからといって断ち切れたわけじゃありません、念のため。
安心して嫌うことができるのは、嫌っても嫌いきれない自分の親と、嫌うことで自分の価値が落ちる心配をしないですむ本当の屑だけだ。そして俺には今のところその両方がある。
愛する者が愛する者も愛することができたらいいんだけどねえ。どうしても無理な場合もあるねえ。
ひととして生きることが記憶の上書きを続けることとイコールである以上、ひとは一定の気分ではいられないし、一定の気分を保ち続けられるということは逆説的にひととして在り続けることを放棄しているといっていい。
個人的には、たとえば顔の造作とかからだのパーツの一部とか、多くは遺伝子という自分自身がそれに対して大した努力もはらっていないような部分を褒められるより、自分自身が費やした労力に対して評価を与えられることの方が嬉しい……と思っていたのね。でも…
どちらかの夢を失わなきゃならないとしたら、起きてる時の分と寝てる時の分、どっちを残す?
「がんばる」ってのも学習で修得する技能のひとつだから、教えられなければ身につかないし、しばらくやらないと忘れる。
取りかかる前のビジョンと実行した結果との間の差が小さいと、自分のイマジネーションは劣化したんだなあとしみじみ思う。
文章なら最後まで読め。映画ならエンドロールまで観ろ。だが人間は会って数分で別れてもよい。その数分で感じるものがなかった相手とは、何年つきあっても大した実りにはゆきつかない。
論理は弄するものであって、翻弄されちゃあ駄目だ。
タイミングさえ合えば大概のことはクリアできる。だがタイミングがズレたら、よほどのことがない限り大概のことは失敗する。若者よ、それが現実ってもんだ。
戦で自軍にまったく犠牲者を出さなかった将軍はいたのだろうか。いないとすれば、戦を始めるということはまず自軍に犠牲者を生じさせること、平たくいえば同胞を傷つけることと考えてもよさそうだ。
運命なんて語は、すでに済んでしまったことにあとからつける名なのであって、期待する未来に用いるもんじゃない……と今日、友人が言っていた。至言なり。
納豆にバターを加えてみた。 掌で器を温めつつ200回掻き混ぜて練り超絶クリーミィに。絶対イケると思った。ご飯に載せて食った。納豆が強すぎて香りもへったくれもなくバター感ゼロ。濃厚な感じと脂っ気は増したが、それだけ。おまけに食って30分後に胸焼け…
そのために死ねる愛と、そのために生きられる愛とでは、いうまでもなく後者に価値がある。そもそも自分の命を自分でどうにかできると思っている時点でどちらも傲慢であることに代わりはないが、維持より手間がかからないのに強い陶酔を呼び得るという点で前…
その分野の能力をもたない者にその分野での成果を求めるのは筋違いというもので、それで成果が得られなかった場合は成果をあげられない者が悪いのではなく、成果を求めた方が悪いのである。それでもなお成果を求めるとしたら、それは成果が欲しいわけではな…
私欲があったればこそ現在のレベルにまで文明は発達したわけだが、そろそろ先進と呼ばれる諸国は私欲を自戒した方がいいレベルになったんじゃねえのかな。まだまだなのかな。まだだとしたらどこまで文明は発達すりゃいいもんなのかな。
他者の平穏を侵して得る平和なんて根本的におかしいだろ。
本当に護りたいものがあるひとは、戦ったりなんかできないんだよ。一度戦いを始めたら、相手を完全に根絶やしにしない限り戦いは終わらないし、そしてそれが不可能だってことは少し考えればすぐわかる。それは、自分自身が戦いに勝ったとしても、いずれの未…
失ってから気づいて後悔するなんて、まあなんて贅沢な話でござんしょう。世間にゃあ得たことがないひとも、気づかない人も、後悔なんて豪勢な真似を思いつきもしない人も山ほどあるんでござんす。まあだからといって、贅沢のできない人が憐れと限ったもんじ…