2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ひとには会うべきだ。ことには対するべきだ。それらを実現するために長生きはするべきだ。
この間、這いつくばって床の拭き掃除しながら、なんとなく考えていた。 「オレの嫁」という言い回しについて。 ヲ関係の方が、大変に気に入った女性キャラクターに対して使う言い回しだ。 その方面にあまり興味のない人にとっては、えらく気味悪いものなのだ…
寂しいひとにはなりたくないが、寂しくさせて省みないひとにはもっとなりたくない。
以前にもいったことだが、努力それ自体は才能の産物ではあるものの、趣味の範疇に入れるべき類のものだ。ゆえにそれへの他者からの称賛を待つことは、間違いとまではいわないものの筋違いのことではある。もし努力に称賛が与えられるとすれば、それはその努…
成長とは変容の一種であって、場合によっては変節ともとれる劇的なものになることがある。その変容が成長と見做されるか変節と見做されるかは、変容者自身も含む傍観者がそれをどれだけ理解・許容できるかに因る。視野の狭い者や変容する者に支配的でありた…
できることからやっていこうとすると、できることはいつでもできるという意識が邪魔して、結局なにもできなかったりする。だからといってできないことからやろうとすると、苦手意識が先に立って全体の進捗が滞る。人間って難儀な生き物だねえ。
中途や転職の就活に連敗記録はあっても連勝記録はない。
細かいところが気になり始めたらそれはもうマニア、持ちたいと思うようになればコレクター。実際に持つかどうかは財力の話であって、持ちたい気持ちがまず重要。でもその時、持ちたい気持ちは対象に集中しなきゃ駄目。いずれ高値で転売できるかもとか考える…
みんな忘れっぽ過ぎるんだよ。自分がこどもの頃どんなことを感じどんなことを考えていたかちゃんと憶えていれば、世の中の悪い事件はずいぶん減ると思うぞ。
負うた子に教えられ浅瀬を渡るなどというが、この諺自体が好きじゃない。というのは、この諺の根には「子に教えられることは本来はない」という観念があるからだ。それを教えであり学びだと受け取る判断力はたしかにおとなならではのものだが、本来こどもと…
世間でこれと認識されている本質は必ずしも本質ではないのかもしれない。論理的に導き出される本質(のようなもの)はむしろ低い次元にあり、直感的に捉えられるむしろ原始的な部分にこそ本質はあるのかもしれない。
友達のありがたみを友達のいない者に説いても無駄なんだね。そもそもその人に友達がいないのは、友達の必要性を理解することができないからなんだ。理解できていたら、友達をもたないわけがない。そして理解することができない相手には、なにをどう説いても…
余計なことをするなとは仰いますが、こちとら余計じゃねえと思っているからやっているんでございます。それを余計と判断するのはお宅様の自由ってやつでございますが、同じ判断を事前にしろっつうのは、そりゃ無理ってもんでございます。つか、それ言ったか…
プロフェッショナルとアマチュアはどこが違うのかについて、さまざまな定義を見かける。 「稼げるか否か」「常に平均点以上を取れるのがプロ、平均点を割ることもあるのがアマ」「本当に上手なのがプロ、上手なように思わせるのが上手なのがアマ」いろいろな…
21歳の時、大学を辞めた。 自分が最初に思い描いていた自分の人生を辿る道は、その時点で閉ざされた。 でも実は“最初に思い描いていた自分の人生”ってのは、次善の策だったのね。 「こういう具合に生きてみたいけど、それはまず無理だから、そのフレイバーを…
1970年代末生産の国産エレキギター(グレコブランドのストラトキャスターコピー)を十数年ぶりに弾いた。引っ繰り返るぐらい音が良かった。そのギターの音がいいことはわかっていたが、これほどとは……。 真面目な話、セイモア−ダンカンのSSL-1載せたフェンダ…
……んー。そういうもんなのかね。http://bylines.news.yahoo.co.jp/ikedahayato/20140413-00034455/ 埼玉県立高校の女性教員が、自身の長男の高校入学式への出席を優先し、勤務先高校の入学式を欠席したという。それについて埼玉の県教育長が“注意”を促したん…
「つくる」とはいうが、物理的になにかを作ろうとする場合、それは「素材の不要部分を棄ててかたちを整える」ことに他ならないわけで、つまり材料の物理的な質量を減らして完成品と見做すことを「つくる」と呼んでいるのだ。当然、素材の一部はゴミとなり廃…
価値あるものは必ずどこかで認められている。ただその評価が届くべきところへ届くかどうかは、運に大きく左右される。だがそれでも、価値あるものは必ずどこかで認められている。必ず、だ。
金(かね)というものは本来物品の代用として考案されたものであって、だから「金で買えないものもある」といいつつ物品ではないもの(物理的要素をもたないもの)を引き合いに出すのはそもそもお門違い。とはいえ人間は物品に対する欲望をもつことが多く、…
スピーカー二個増設したぜ。取り付けのための材料費(スピーカーケーブルとか配線隠しのモールとかスピーカーぶらさげるための金具とか)がざっと四千円。あとは手作業でがんばった。結果、部屋中にイイ感じに音が回るようになったよ。もちろん仕上がりもキ…
すごさを実感するためには、自分自身がある程度の実力を身につけている必要がある。だから、なにひとつ一人前にできない人間には、すごいものに触れる機会もない。だが、だから一人前を備えない人間が不幸なのかというと、そうでもない。なぜなら、、当人が…
懸案だった自室へのスピーカー&音源設置完了。2号モール7本買ってきて完全隠蔽配線、そりゃもうきれいな出来映え。達成感アリ。 でも……やっぱダメだなこの部屋にはこの配置じゃ。約2.7m×約4.5mの、妙に長い部屋なんだよな。天井際の二隅にぶらさげたんだが…
なんか部屋が傾いてきてる気がするんだが。やっぱ鉄筋コンクリでもない家屋の二階の端のひと部屋に本棚三本は無謀だったんかのう。
またひとり、知己が鬼籍に入ったよ。そういう年齢なんだろうね。 正直、あんまりいいやりとりができた相手じゃなかった。自分に省みるべき点はあったと思うし、彼の方にもそういう部分はあった。まあ普通の関係さ。でも、だからこそ思う──彼の最期が安らかな…
どんな時に貧しさを実感するかって? そうだな、たとえば頭痛薬が……って、それはもういいよな。うん。それ以外だと、たとえばすき家でな、並を頼むのは決まってて、さて生卵つけようかどうしようかって迷ってる自分に気づいた時だな。すげえせつない気分にな…
どんな時に豊かさを実感するかって? そうだな、たとえば薬箱に頭痛薬の買い置きがまだ残っていることを確認した時なんかには豊かさを実感するねえ。あと胃薬かな。そうそう、風邪薬が錠剤じゃなく顆粒剤だったりするのも豊かな感じだねえ。
もしかすっと五十歳ぐらいから先の夢がホントの夢なんじゃねえか? 若いうちの“夢”はけっこう生活と結びついてる、というよりは結びつけることを周囲も自分も求めている。その結果、夢は中途半端なとこで夢になり、もっと中途半端なとこで現実になる。で今の…
おいちょっと冗談だろ。買い置きしといたアーニーボールの弦、アルミパッケージの中に密封されてんのにサビてたぞ。プレーン弦、全滅だぞ。しかも3パック全部だぞ。そんなんアリか!? メイビスの弦だってそんなことなかったぞ、ちくしょーめ。もう買わねえ、…
ひとつに絞り込むことなんかないから。ってより、それ無理だから。ひとには好奇心があるからいろいろ試してみたくなるし、ひとつのことに集中し続ければ当然習熟があっていずれ次の段階へ進むことになっちゃうし。がんばってしがみつかなくてもいいよ、それ…