2017年6月22日。右手小指を骨折。28日から入院し全身麻酔にて手術。今こんな感じ。マジ痛い。左手のみでキータイプ敢行中。ぐっすん。

ある時になくて、ない時にあるもの、なーんだ。答え；健康とそれへの感謝。

無茶ならやってもいいが無理はやらない。なぜって、無理は無理だからだ。やる前にそれを見極められるのが知性ってもんだ。無理と決めつけたらなにもできないというのは、知性のない者が言うことだ。

なにかを成し遂げようとする時、ひとびとに好かれていようと考えるのは甘い。だが、それが本当に成すべきことなら、成し遂げたあとでひとびとは勝手に好いてくれる。一方それが成すべきことでないなら、ひとびとは成し遂げたあとでソッポを向くから、事前に…

だいたい「最」の字がつくことばにロクなもんはないんだよ。だから「最」を多用する人はあんまり信用しない方がいいぞ。そもそも、そう簡単に「最」なんか見つかるわけがないじゃないか。

被害者になりたいうちは永遠に救われることがないだろう。

それが吉事か凶事かを決めるのは俺だ。

たとえ仇敵として憎む相手の言行であっても、それに共感や敬意を覚えたなら、それを真っ直ぐに表明する。それをしないのは、自分の判断や感性を軽んじることだ。俺は俺を軽んじない。だから俺は、誰の言行であれ評価するに足るものは評価する。

アタマの悪いやつにも勝てないが、図々しいやつにも勝てないなあ。

結局アタマ悪いやつには勝てないんだろうなあ。

「おかしいなぁなんでたのしく暮らせないの？ 簡単じゃん、たのしいことを見つけてたのしめばいいだけでしょ？」と書き、それに並べて「おかしいねぇなぜたのしく暮らせるの？」というのを書いて、結局は視点の問題だという内容にしたいと思った。だが、書き…

美という語は人間の手がはいったものにのみふさわしい。自然が織りなしたものは、その語が表せる域を越えてすぐれているのだから。

「ご存じロロノア・ゾロは、三刀流！ 両手に2本の刀を握り、口に1本をくわえて戦う。まことにカッコいい！（中略）しかし、素朴に疑問である。刀を口にくわえて戦うことなんて、できるのだろうか？」（『空想科学読本 正義のパンチは光の速さ!?』(角川文庫／…

昨今、こどものいる政治家は世襲を意識し過ぎて地味で存在感が薄い政策を採りがちという印象がある。一方、こどものない政治家は未来へのビジョンが皆無あるいは的外れで役立たずだ。じゃあ誰にやらせればいいのかというと、ふつうの女性にガンガンやってほ…

世の中に不要なものごとなどなく、すべてのものごとは必然性があって存在している……というのが根本的な理念なんだが、さすがにちょっと撤回したくなった。まあすぐ気合いを入れなおして「これもひとつの必然性！」と思うようにしたけどね。

最低限必要なものだけで暮らしていると息が詰まってくるのは、贅沢なんだろうかね。てゆうか、日本では必要なものだけで暮らしているひとに出会ったことはないんだが、それは俺の人脈に偏りがあるってことなんだろうかね。

できないものはできないんだから仕方ない。できることでもやる気が起きなきゃどうしようもない。五十を過ぎてようやくそう思えるようになった。もちろん他者に対して。自分に対してはまだそうは思えない。

自分が虚業の徒であることを知っている以上、どれほど実入りに文句を言えようか。実入りに文句をつけられるのは、実業に携わる者だけだ……が、今どきのデスクワーカーの何割が実業といえる生業に就いているといえるのだろうな。仕事の利潤がどこからどうやっ…

なに偏差値せいぜい63ぐらいのこと言ってんだ。レベル低いぞ。（過日、某会合で出た傑作ツッコミ）

大概のことは、あまり難しく考えなくてもよい。難しい考えが必要な案件は、一生に出くわす何百万何千万の案件のうちせいぜいみっつか四つ程度だから。

かっこよく生きたいと思うか、かっこわるくならずに生きたいと思うか。後者だったらひとの上には立っちゃいけないぞ。

多分多くのひとが勘違いしていると思うんだが、愛されるっていうのは誰かに恵んでもらうものではなく、得られたと自分が認めるものなんだ。だから無闇に求めても無駄だ。残念だがね。

ひとりで生きてゆけるようになるということが他者を必要としなくなることだったら、俺はひとりで生きてゆけるようになれなくてよい。いや、なりたくない。

語れる友がある。敬える友がある。羨み憎める友がある。笑いあえる友がある。その幸福を知る自分がある。

下衆でなきゃ勤まらねえ商売だってのはわかってるが、それ丸出しで仕事されても困るんだよねえ。ちょんの間だって少しは味わいってもんを残してるんじゃないかね、あんたらに比べたら。

インプリンティングというのはすごいもので、生涯で最初に出逢った個体がそれ全体のイメージになってしまう。そのイメージを打破するのはなかなか大変な作業で、よほど意識的に既存イメージを否定しなければ新たな（しばしば“正しい”）全体像と置き換えるこ…

高校二年生の頃、やや遅い時刻の電車の中でホームレス風の男に言われた「青春は、青春を考えなければ、青春ではない」のひとことが、今でも鮮烈に記憶に残っている。

高校を卒業する頃、同級の友人に「おまえは裏表はないが、内と外はあるやつだな。ということはボールみたいなもんか」と言われて、そのことばの意味はとにかく、球体についての彼の認識に感心した。

物知りなバカにだけはならないよう気をつけている。

ひとの粗を探すのと隙を探すのは、似ているようで全然違う。粗は結果として生じたもので、隙はその原因。結果ばかりを指摘しても原因がわからなければ繰り返す。もしひとを重んじたいなら、粗より隙を探して粗が生じる前に指摘するか、粗と隙をセットで指摘…