かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

2014-01-01から1年間の記事一覧

#612

過去の実績。2011年大晦日は『今日の格言 #111』、2012年は『今日の戯れ言 #110』、2013年は『いろいろ考える/リクエストほしいの。』。翌日つまり元旦は淡々と前日の続き(2013年は当時連続アップロード中だった小説シリーズ)をアップ。なんかもう全然年…

#611

人にとって愚かであることは常に担保されるべき特権であると同時に、常に脱することを意識しなければならない屈辱である。

#610

やる気が起きないのは季節のせいでも忙しさのせいでもない。自分自身がやる気にならないから、それだけ。そしてそれがわかってしまうと、ますますやる気がなくなってゆく。ああ限りない悪循環。

#609

あははは、携帯電話を落としたことにまる24時間気づかなかったぁ。といっても落とした場所は自家用車の中で、当然すでに回収済みだけどね。それにしてもそれだけ気づかないってのは、俺にとって携帯電話はそれだけ“要らない品”だってことだねえ。でも問題な…

#608

生きるには夢が必要だと思っていた。最近になってそれは逆であり夢を見るために生きることが必要なのだと思うようになった。

#16

五年以上前に分解し、三年以上前に塗装を施し、一年前に組み立てた時にパーツ一個を入れ忘れていたトイガン。行方不明だったそのパーツを発見し、組み込んだ。いじりたい場所はもう少しあるが、でもこれで一般的には完全体として通用する。落ち着いた。ああ…

#607

人間はいろいろな意味で地球上における特別な生物だが、それは別に人間が偉いということではない。人間が偉いならねこも偉いしイヌも偉い。ぺんぺん草だって偉いしセコイアだってタコノキだって偉い、ミドリムシもクマムシもみーんな偉い。同様にみんな偉く…

#606

「オレぁ無学でよ、むつかしいこたぁわかんねぇけどよ」ああそうじゃあ黙ってなさい。「あぁ? 無学だとしゃべってもいけねえってのか!?」しゃべりたけりゃあ言い訳から始めずすぐ本題に入れ。言い訳から始まる話がおもしろかった試しはない。「そうじゃなく…

嫌煙権を主張するモノは相手にしない

嫌煙権ということばが登場当時から嫌いで、なぜこんなにいやらしい印象を備えたことばを臆面もなく使える人間が存在するんだろうと感じていた。 ある時いろいろ考えて、そのいやらしさの理由を把握した。 つまり「嫌」と「権」の同居がいけないのだ。 どうい…

#605

願い事がかなわなかったり願い事がかない過ぎたり、みんなどこかしら少しは悪いのに楽しいことはいつもある。

#604

バカの悪いところは、理由を考えないところ、あるいは理由を理解する必要を理解していないところだ。彼らは現象または結果のみを学習し反復するため新しい事態には即応できないから、新しいことが起きる都度いちいち対応を教えなければならない。表出する現…

#603

どうして人生って“いい時間”だけで構成されていないんだろう?

#602

「気温の降下は愛を生む」とは誰のことばか知らないが正しいものといえる。まあだいたい暑い時には誰にも近寄ってほしくないが、寒いと無性に人肌が恋しくなるものなあ。つまり寒さはフィジカルな方面から心の活動を促すものだってわけさ。こころとからだは…

#601

すみません忙しさに追われて更新を怠ってしまいました。つか忘れてました。と書いてみて思う、「忙」の字と「忘」の字って組み立てが同じなんだねえ。心を亡くすというシチュエーションから、ふたつの漢字が生じたわけだ。心を脇に避けるのが忙しさで、心が…

#22

体調がすぐれない時は、たいがいなにかが不足か過剰の状態になっている。たとえば塩(微量ミネラル)はからだの維持に不可欠で、足りなくなれば当然体調が崩れる。そして過剰に摂っても体調が崩れる。これは物理的なことばかりではなく精神的な面でも同様で…

#600

帰路、雨でずぶ濡れになりからだが芯まで冷えた。帰ってみると風呂の準備ができていたのでそのまま飛び込み、からだが芯まで温まった。H2Oってすげえ……そう思う自分自身も物理的には六割以上がH2O。ほんとすげえ。

#599

だから何度もいうけどさあ、イキルのとイキスルのとは違うんだってば。イキテイルのとイキシテイルは別なの。

#598

人間は進歩する義務を負っている。というより、能動的な進歩を義務づけられた生命を人間と呼ぶ。だから進歩を放棄したものは、生物学的にニンゲンではあっても本質的には人間ではない。ただ些かならず難しいのは、当人がなにを基準になにを目指して進歩する…

#597

今日は居つくな。

D1114

西の民が百年間に渡って森の木々を伐採し、東の民が三年かけて切り株まで掘り起こしてなにもない更地にし、その後二十年間さまざまな草木が自然に繁茂した後、四十年に渡り逞しい農夫たちが力の限り耕した土地を、隣の親戚が七十五日で焼き払った。

#3

いい齢こいて仮眠で七時間眠っちゃうってのはいかがなものか。

#596

今日はご苦労。

#595

本当に“良い物”は在って、それは触れる者の知識や経験を問わず必ずその良さを発揮する。もちろん知識も経験もあればある分だけその良さを堪能できるが、その物の良さがある線を越えればその物自体が経験そのものであり知識そのものであるから、事前の知識や…

#594

人間ってやつは、どんなものごとにもまず定義を必要とするんだ。人間よりずっと昔から存在していたものに対しても人間は認識するための定義をしなくちゃならない。というより、定義したもの以外を人間は認識することができない。そして個々は好悪でその定義…

#593

獄門って晒し首なんだよね。しかも胴は刀の試し斬りに使われちゃうんだってね。奉行系時代劇なんかで一時期毎週のように「市中引き回しの上、磔(はりつけ)獄門!」なんて裁きを耳にしていた気がするけど、あれってすげえことだったんだね。

#592

昔は毎日の星占いとかをけっこう楽しんでたんだ。別に信じているわけでもないけれど、一日がどうなるのかなっていう興味がなんとなくあったんだろうね。今は見もしない。

#591

食べ物の類で“ねば”がつくものは、多くがからだによいね。納豆やオクラ、自然薯やめかぶ。でも行動とか作業とかで“ねば”がつくものは、たいがい心身によくないなあ。あれをせ“ねば”、これを考え“ねば”。それだけで身が細るような気になってくる。食べ物に“ね…

#590

朋あり、わりと近所より来(きた)る。嬉しからざるわけもなし。朋なき者の如何に寂しからんや、されど朋なき者は朋ある喜びを知らざればその寂を知ることも勿らん、その寂しさを知るは朋ある身ばかりなり。朋なき身を憐れむは無為ならんか。

#589

世の中にはやっちゃいけないことってのがあって、それは必ずしも悪いことじゃない。悪いことじゃないけれどもやっちゃダメ、やらないっていう間合いが理解できないと、世の中にはなかなか馴染むことができない。

#588

もしかするとひとは争わないためにことばを創ったのかもしれない。けれどもことばが争いのもとになることがある。ことばが争いを鎮める役に立たないこともある。それでもことばが通じさえすれば、どこかにきっと了解点を見出すことができるはずだ。それぐら…