2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
すべての死は横死だ。すべての生が何らかの関係を備え、また関係の可能性として存在する以上、天命は常に全うされない。
面倒を避けたいからと身を縮めていても巻き込みにやってくるのが面倒ってやつだ。だから面倒なんだ。
定期的に平成のウルトラマン各種を再見するクセがついてしまった。 といっても見るのは平成三部作(ティガ、ダイナ、ガイア)、ネクサス、メビウスの五本だが。ああ、ネクサスに併せて映画『ULTRAMAN』を観ることもあるな。一方コスモスはまず見ないし、マッ…
過去が希望に満ちた時代だったとは思わない。だが未来の輝きがまばゆいのは現在と過去どちらかと問われたら過去と答えるしかない。
二十歳を越えると怪我の痛さを忘れ始める。転べばヒザぐらい擦り剥くもんだということを忘れる。それはすごーくよくない。一年に一度くらいは派手に転んで痛みを確認しとけ。そうすれば、形而上下の別にかかわらず無闇に誰かを傷つけることが減るはずだ。
命が惜しいと思うことと死にたくないと思うことは別のことだ。違ういい方があるってのは、そういうことなんだ。
少し前に思うところあって、ブログ開設日の記事『嫉妬しようぜ』(https://st79.hatenablog.com/entry/20110311/1299811800)を読み直した。 ……うん。わかりづらそうだね、今となっては。 これを書いた八年前には、充分通じる記事だと思ったんだけどね。 今…
万能じゃないことに感謝しとこうぜ。できないってことをたのしめるんだから。
どんな関係も、それを得ようと挑み足掻きつづけないことにはとり結べないものだよ。
人間に『やらなきゃならないこと』なんかないよ。生きること自体以外にはね。だから厳しいんじゃないか。
年寄りの時間は若いひとにあげちゃってるんだよ。だから老いてくると一日があっという間に終わってしまうんだ。そうあるのが正しい老い方ってもんだし、そうして与えられた時間を当たり前に使うのが正しい若者ってもんなんだよ。
自分の命が自分のものではないと知るようになってやっと半人前、知らないうちは四分の一にも届かない。
焦ることはない。キミはそれをもっていないわけじゃない、まだ使う時がきていないだけだ。そしてその時がくれば必ずそれは顕れる、キミの奥から。俺だってそうだった。もっともそれをもっているからといって、別に得するわけでもないんだがね。
どんな人間にも必ず親がいるんだよ。それを忘れたやつ、その意味がわからないやつにものを語らせても、時間の無駄にしかならないね。
人間は四角くないから、四角い部屋には住みづらい。四角い部屋には、必ず活用されない無駄な空間ができてしまう。人間はこころも四角くない。だから四角四面の世界には、必ずこころを失った場所ができてしまう。
美味いものは食っておけ。美味そうでないものも一応は試しておけ。不味そうなものは是非とも食っておけ。とにかく食え。それは必ずいい経験になる。だが中たりそうなものは食うな。どんな経験も命あっての物種。
夢が果たせたがゆえに知らなければならない哀しさもある。
素人と玄人の違いはただ一点、境界線を把握しているかどうかだ。この先は進んだら戻れない場所、その限度を知っているのが玄人。素人はそこに線があることにも気づかず進んでしまうが、玄人はそれを見切って引き返す。たとえ腰抜けと叩かれても、敢然と引き…
人生の転機なんてものは毎日毎時常にあるんだよ。大きなイベントだけが転機じゃないからね。ふとコーヒーを飲みたいと思う、飲んでみる。それも充分に人生を変えてくれる出来事なんだってことを忘れないでほしい。
無駄だらけの生活はいのちを蝕むぞ。
無駄のない生活はこころを蝕むぞ。
しくじりたくて始めるやつはいない。その件自体の失敗を目論んで失敗したなら、それも成功のうちだ。従ってしくじりはすべて望まない結末といっていい。それだけで当人には充分な教訓や懲罰になっているはずだ。それが法に背く行為ならとにかく、しくじり自…
変化は必然の積み重ねから生じるもので、漫然と待つだけでは訪れない。ただしひとつずつの必然は小さく、また変化へ至るために要求される必然の総量は圧倒的に多いので、少なくとも人間の能力ではそのすべてを追い、また管理することはできない。
なんのかんのいっても、馬鹿話をして大声で笑える場と相手をもってるやつが一番しあわせなんだよ。手放しに笑うことを歓迎できて、手放しに笑うことを歓迎してくれる相手がいる、それをたのしめる場があるってことは、ものすごーくしあわせなことなんだよ。
自身への赦しの必要性に気づいた時が人間の始まり。
会いたいひとがある幸福は、会いたいひとに会う幸福よりも貴重だ。
おそらくすべてはもうとっくに終わっている。でもそれに気づいていないから、続いているつもりでいるだけだ。でも本当はもう終わっている。……戯れ言だと思うかい?
独りが嫌いだから友人をつくらないという考え方は充分にアリだ。中途半端な連帯はむしろ孤独を際立たせる。