世の中に、楽しいことはいっぱいある。楽しくないというひとの多くは、そのひとに適した楽しいことに出会っていないだけだ。そしてそれは、そのひとの不幸ではない場合が多い。なんとなれば、楽しいことは与えられるものではなく、見出すものだからだ。楽しくないひとたちは、日常の中に楽しいことを見つける余裕がないか、それへの努力を怠っている場合が多いのだ。そして余裕というものは訪れるのを待つものではなく、努力してうみだすものだ。となると楽しくないひとびとは、努力を怠っているゆえに楽しくなくなっている場合が多いということになる。