かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

#813

デスノート』に痛快を感じた理由のひとつは、久々に探偵らしい探偵を見たからだった。ホームズも耕介も、たまたま“こっち側”に傾いていただけで、本質的には猟奇の徒だ。Lも同様に自身の知性を持て余す奇人で、プライドが滅茶苦茶に高いから“こっち側”にいただけだった。中には器用なものもあって、あっちとこっちを自在に行き来したりもするけどね。そういうタイプにはもうひとつのめり込めないけどね。