かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

#1038

 その場面でそのことばを使うのかと思う表現はたいがい無学やくだらない前衛気取りあるいは独特すぎる言語感覚(有体にいえば異常な感性)に基づく共感のかけらも覚えられないものなのだが先日麻雀をしている時に「自摸が小汚い」という発言に出会い“なんだそりゃまたしても日本語の感覚をもたないやつばらの登場か”と思いつつその自模の流れを見ていたらこれが本当に小汚いとしか表現しようのない自摸でびっくりした。彼女には詩人の才があると思う。