プロとアマ
プロフェッショナルとアマチュアはどこが違うのかについて、さまざまな定義を見かける。
「稼げるか否か」「常に平均点以上を取れるのがプロ、平均点を割ることもあるのがアマ」「本当に上手なのがプロ、上手なように思わせるのが上手なのがアマ」いろいろな意見があって、どれも味わい深く、またある面での真実らしい部分を突いていたりしておもしろい。
だがたとえば、常に平均点以上の仕事をするが食えていない者もいるし、上手なように思わせるのが上手なだけで大儲けしている者もいるわけで、それらの定義が必ずしも確実にプロとアマの差をいい当てているものでもないようだ。
とりあえずなにかをしくじった時、「おまえそれでもプロか!」と罵倒されたら、そのひとは間違いなくプロだろう。ただこの場合、しくじらない限りプロであるかどうかがわからず、そしてしくじったゆえにプロ失格となる可能性があって、つまりプロとわかった途端プロでなくなるというわけわからん事態が出来することがあり得る。
そんなこんなで未だにプロとアマの差ってよくわからない。誰か、根本的にスッキリできる定義を見つけてくれないものだろうか。