かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

#2439

 悪夢は見た者には語れない。それが悪夢足り得るのは、その恐怖を語れないからだ。語れた時点でそれは理解の範疇へ納まり、悪夢ではなくなる。語れないままの悪夢だけが、真の悪夢なのである。