かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

魔女・美弥 闇狩り【#1 女教師肛姦罠】-04

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 性的・暴力的に過剰なものが含まれています。
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(承前)

 目前に麻美の、一糸まとわぬ裸体があった。
 服を脱ぎ捨てた麻美の肉体は、真琴が想像していた以上に女の魅力に満ち溢れていた。
 ふたりは今、真琴の部屋にいる。
 真琴もまた、すでに裸だ。
 真琴も、年齢相応に成長した少年だ。見た目こそ幼くとも、きちんとそういう欲望があるし、もちろん身体もそれについてきている。。
 今までに何度か、イメージの中で麻美を脱がせたこともあった。その目的は、いわずもがなだ。
 けれど、そのイメージ以上に、麻美のほんとうの肉体は豪華だった。
 なだらかな肩の線、そこに軽く乗るしなやかな髪。軽く脱色をしているのだろう、単純な黒ではないその髪の色は、彼女の印象をなお婀娜なものにしている。
 晒された乳房は、わずかの弛みもなく張りつめ、丸く突き出している。その頂点を飾る乳首は、あっさりとした薄色に染まっていた。
 精妙な曲線を描く脇腹から腰にかけてのライン。腹は平らに締まり、中央より少し上加減に縦長の臍が深く窪んでいる。その下方には、手入れでもしているかのようにくっきりとした生え際をもつ陰毛がひとむら。意外に密度のありそうなその毛は黒々と繁って、彼女の下腹を包み隠していた。
 おとなの、肉体。
 隙のない工芸品のような完成度が、麻美の肉体にはあった。
 ただ裸でその場に立っているだけなのに、麻美の肉体からは、さっき学校で唇を重ねた時以上に強烈な媚が発散されている。
 真琴はその艶かしい波動に、全身を愛撫されているようなむず痒さを覚えた。
「さあ、しましょう。楽しみだったのよ、キミとこうすることが」
 あの声で、麻美は言った。真琴の耳を犯す、あの声だ。
 そして麻美は、ゆっくりと真琴に向けて手を差し伸べた。
 真琴は手を伸ばし、麻美のその手を握った。
 軽く、引かれた。
 麻美が後ろざまに、真琴のベッドへ倒れ込む。
 真琴はその上に引きあげられ、かぶさった。
 麻美の体温が、真琴の腹に伝わってくる。
 思ったよりもさらりとした肌の感触。けれどもそれは、ひとの身体とも思えないほどに熱く火照っている。
 仰臥してもまるで型崩れしない麻美の乳房が、真琴の胸に当たった。
 初めて触れる、生身の女の身体だった。
 それは真琴が予想していたより、ずっと柔らかいものだった。
 それでいて、ぴんと張りつめている。
「もう、ね。私の方は、できちゃってるの。キミを喰べる、準備が」
 言いながら麻美は、まだ握っていた真琴の片手を誘い、自身の股間へ押しつけた。
 喰べる、ということばが、堪らないほどいやらしく聞こえた。それと同時に指先で触れた麻美の性器の感触が、真琴をなお驚かせた。
 そこはもう、熟しきっていた。
 硬い感触のある陰毛の奥、麻美の身体の真下に当たる陰裂の周囲は、正面から見た時の印象を裏切って、まったくの無毛だった。
 そしてそこの肉は、他の部分の肌や肉とは全然異質な、正体のない柔らかさを備えていた。
 すでに溢れている粘りけの高い蜜が、全体を覆っている。
 両生類の肌にも似た、湿潤の感覚。
「こういう風に、して……」
 麻美は真琴の手に自分の手をかぶせ、微妙に蠢かせて、真琴のすべきことを示した。
 その導きに従って、真琴の指先が、麻美の陰裂へ割り込む。
 あ、と思った時には、真琴の指は軽々と、半分ほども麻美の胎内に埋まっていた。
 麻美が眉根をしかめ、唇をわずかに開いて喉を反らせる。渇いてかすれた声が、その喉から漏れる。
 真琴は指先を包む感触に、陶然となった。
 細かな構造が判然としないほどに、そこは溶けていた。
 だが、そこが確かに真琴を求めていることは、わかる。
 真琴の指を咥え込んだ膣のごく浅い部分が、蠕動する。奥へ、奥へと導くように。
 そしてそこはまた、さっき麻美が言った「喰べる」ということばそのままに、咀嚼めいた収縮もしていた。
「ねえ……、いい感じでしょ? 私の」
 麻美が言う。
「……私の?」
 問い返す真琴を薄目で見つめて、麻美は妖艶な笑みを浮かべた。
「そう。私の……あそこ」
 そのことばと同時に、ひと際強く、真琴の指は麻美の膣に噛みしめられた。
「ねえ、もういいの。触るのはもういいから、本当のやつ、入れて。真琴くんのを」
 そして麻美は、大きく脚を開いた。
 真琴の下腹が、その脚の間に吸い込まれた。
 臍の下辺りに、麻美の陰毛の固い盛り上がりが触れる。
 麻美の腰はもう揺れ始めて、強く、弱く、真琴の下腹を擦っている。
「そのまま、上に来て」
 導かれるままに真琴は、身体をずらした。
 さっきからいきり立っている真琴の先端が、あの溶けた股間に当たる。わずかに麻美が尻を浮かせ、角度を合わせた。
 かぷり、と咥え込まれるように、早くも先端が麻美の胎内に埋まる。
「そう……そうよ。もう大丈夫、そのまま……奥まで……」
 麻美が強く真琴を抱きしめる。それに応えて真琴は、全身を思い切り、前進させた。
 みちみちと粘膜を切り裂くような、つぷつぷと泡立つ粘液の粒を押し潰すような、微妙で、けれど強烈な感触とともに、真琴の全長が麻美の中に収まった。
 熱い。
 脈打っている。
 すみずみまでがくるまれ、満たされている。
(これが……そう、なんだ……)
 一体感。密着感。いや、もっと他にことばがなかったか。
 真琴は麻美と繋がった感触を、理解しようとした。だがそれは、簡単な理解を許さないほどに濃厚な、圧倒的な充実を真琴に味わわせていた。
 内臓までが溶け合ったような感覚。
 先端に自分が集中して、そこから麻美に流れ込んでゆくような感覚。
 それはまぎれもなく強烈な快感だった。

(続く)