かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

#675

 居丈高に構えて相手を怯えさせているうちは、いじめっ子としちゃあひよっ子だ。本当に怖いいじめっ子は、下手(したで)に出た時こそ恐れられる。謝ることで相手を不安や恐慌に至らせるレベルになってようやくマスターレベル、さらにその上もある。もっともそんなもの、目指す必要なんかないけどな。あとに残るのは、ミダス王の孤独だけだから。