ひとにはどうやら数字に対する特別な感覚があるようだ。記念日を気にするのも、ラッキーセブンなどというものが印象に残るのも、ひとが数字というものを認識する時に特別な感覚がはたらいているゆえと思う。それはおそらく数字というものが、それだけひとにとって異物だからなのだろう。数字はきっと、ひとにとって不自然なものなのだ。とか思いついたのは、自分自身が八百という数字にある特別な意味を感じたからなんだけどね。そこから考えを拡げたら、そんな感想に至ったということ。なんとなく図々しい感じがしなくもないねえ、自分の感覚から起きたことをひと全員に適用しようってんだから。