かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

#1982

 笑いとは残酷なもので、どんなことを笑うか、どんな笑いを好むかには、その人物の品格が如実に顕れる。性別や年齢はもとより、育ちの良し悪しや学問の有無、収入の多寡に因らず、笑いにはその人物そのものが反映する。だから公私の別に拠らず重要なパートナーを選ぶ時には、その人物がどんな笑いとともに在るかをよく観るべきだ。小説やマンガ、映画やその他映像コンテンツなど、媒体の別を問わずその人物が勧める「笑いを誘うもの」を紹介してもらうとよい。自分からも勧めるとよい。ともに笑えるならよい関係が築けるだろう。笑えなかったり、逆に嫌悪を催したりするようなら、あらゆる関係がよいものにはなり得ないだろう。