かどいの『I'm in Rock!-Ⅱ』

ある文筆業者(分泌業者ではない)の生存証明。基本的に毎日更新。

#112

 あくまでも自身の律にこだわりつつ、けれど周囲に波風を立てたくないと思うなら、まずは自身の律を根本から検討し直す必要がある。しばらくその作業を続ければ、てまのわりに効率がひどく悪いことに気づくだろう。おおくの場合それに気づいた時、めしいていた自分の愚かさを初めて知る。でもそこで立ち止まる必要はない、というよりそこでようやく歩きだす資格を得るのだ。うしろを振り返ればそこに自身を後押しする材料が山ほどあることがわかるだろう。