2012-01-02から1日間の記事一覧
もう去年の話になっちゃいますが、封切り翌日の12月22日、平日にもかかわらず、また風邪ひきの家人がそれでも普段通りに出勤しているにもかかわらず、観てきちゃいましたよ『ワイルド7』。極道者といわばいえ。人生には譲れない瞬間があるのだ。あるのだった…
事前のインフォメーションで、ラスボスは日本の全国民の情報を握り、自由に扱える男……と知っていたので(公式HPより。先行して、マンガ化作品も雑誌に掲載されていたらしいけれど、そちらは未見)、「こりゃ秘熊ばりの巨悪か!?」と期待してたんですが、それ…
キャラクターについては、基本的に全部アリとすべきだと思っていました。 今回も強く感じたんですが、そもそもに原作つき映画っていうものは、映画の監督のものであって、原作とは異なる作品と考えるべきものなんですよね。 ただし、押さえなきゃいけない部…
これはね、これはもうね、ここがね、まさに見どころです。 素晴らしいですよ。絶品。 まずバイクアクション。これはすごい。 以前、映画『トゥームレイダー』で、アンジェリーナ・ジョリー(のスタントさんw)が、鮮やかなバイクアクションを見せてくれちゃ…
アクションシーンに続き、ここもかなりの高得点です。 プロップというのは、つまり小道具の類。ここでは特に、テッポウと衣装について述べる所存。 まず衣装ですが。 この辺、最近の映画って、上手になりましたよねえ。 昔はけっこう間に合わせっぽいという…
ワイルドといえばオートバイですし、セブンレーラーでもあります。つまり、車両抜きでは語れませんし、車両がダサいとまるっきりダサくなっちゃったりするのです。 で、今回の映画ではどうだったか? まあ大筋においておっけーだったのではないか、と思いま…
ここまで書いてきて改めて思うのは、この映画の制作スタッフの苦労の焦点は、ワイルド7という荒唐無稽な設定(あるいはシステム)を、どうやって実写映像の枠に入れ込むかであったのだろうなあ、ということです。 それはわかりやすくいえば、原作を知る誰も…
若者の得た完全な結論とかけて、ひどい雲脂(ふけ)症と解く。その心は、かたはらいたい。